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Fee(料金)のご案内
Wrap Architect Design(ラップアーキテクトデザイン)では、設計監理料の基準を、建物工事費の約10%程度としています。これは一般的な新築の木造在来工法、延床面積35坪程度といった標準的な場合です。
※特殊な敷地形状や造成設計が必要なもの、難易度の高いもの、遠隔地の交通費などは別途見積りとなります。
※構造計算が必要な木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造などの場合、別途構造計算費用を頂きます。
※確認申請料・中間検査料・完了検査料等官公庁申請料は別途費用が掛かります。
※地盤調査費用
・木造住宅の場合で50,000円程度。
・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の場合はボーリング調査となりますので個別に見積り致します。
設計監理料のお支払い時期
お支払い時期 | 率 |
---|---|
設計監理契約締結時 | 10% |
実施設計完了時 | 50% |
現場着工時 | 30% |
建物竣工時 | 10% |
新築以外はどうなの?
増改築・リノベーション・店舗内装デザイン等の設計監理料は、工事費の約15%程度を基準としています。これは、既存建物の調査・既存図作成・検討など、新築よりも業務量が増えるためです。改修設計をするという事は、当事務所が既存建物まで含めて責任を持つということになります。その点をどうかご理解ください。詳細は別途見積りとさせて頂きます。
これらのように、おおよその設計監理料の基準というものはありますが、オンリーワンのオーダーものを造っていくという性質上、きちんと分類したプライスタグはなかなか作れません。一応、国土交通省が定める設計監理料の基準が存在しますが、莫大な金額になってしまい実情に沿っていません。
「試しに当てはめてみます。」
- 用途:戸建て住宅
- 面積:延床面積150㎡
- 構造:一般的な構造及び設備
- 敷地:平坦な敷地
- 規模:地上2階建て
- 予算:工事費約2,000万円
という敷地・建物条件の場合・・・
標準業務量(告示別添三略算表より):530時間 / 8h ≒ 66日
建築士等の資格・業務経験等による区分:Dランク = 約30,000円×1.23 = 36,900円
(1級建築士3年以上・2級建築士8年以上の業務経験、大学卒業後8年以上相当の能力のある者)
直接人件費 × 2.0 + 特別経費 + 技術料等経費 + 消費税 = 業務報酬
(66日×36,900円) × 2.0 = 4,870,800円
特別経費、技術料等経費、消費税などを抜きにしても、すでに工事費の約24%が計上される事になります。
(建築士法第25条平成21年国土交通省告示第15号)略算方法より
法律で定義された報酬は上記算定式によるのですが、あまりに実情とかけ離れてしまって使い物になりません。
その為、各事務所が実情に沿うよう独自に基準を作っているのが現実です。
「Wrap Architect Designの基準は?」
Wrap Architect Designの基準はどのようにして作っているか。それは単純に僕が生きていくのに必要な実費からです。
工事費2,000万で設計料が10%の200万の案件があったとします。
基本計画に2ヵ月、実施設計に2ヵ月、見積り及び減額作業に1ヵ月、現場監理に5ヵ月、合計10ヵ月かかったとします。
単純計算で200万を10ヶ月で割ると1ヶ月約20万。当然これは手取り金額ではありません。
事務所を運営し、なおかつ生活していく上で最低限必要な費用の平均を10%前後としています。